せどりを始めてから「レジ落ち」という言葉を聞いたことはありませんか?
今回の記事では、レジ落ちが発生する仕組みについてわかりやすく紹介します。
今回の記事を読むことで、レジ落ちを活用できるようになるでしょう。
ライバルせどらーを出し抜いて利益を出すためにも、
ぜひ今回の記事をご覧いただくと良いです。
店舗せどりの攻略法を動画でわかりやすく解説していますので、ぜひご確認ください。
レジ落ちとは?
レジ落ちとは、店頭表示価格と購入価格に差異が発生する現象のことです。
実際にレジに持って行って会計しようとした際に金額が落ちることから、「レジ落ち」と呼ばれます。
下の写真をご覧ください。
店頭のPOPには10,454円(税別)の表記がありますが、
レシートを見ると4,622円で購入できています。
せどりをしていると、このような現象が結構発生します。
レジ落ちの仕組み
では、なぜそんな現象が起きるのでしょうか?
- そのチェーンの本部で値段を下げる商品を決定する。
(例えばAという商品を10,000円から5,000円に値下げする) - 本部一括でその操作をするので、どの店でも商品Aは5,000円で会計される。
- 各店舗で値札を変更するが、人員の数や忙しさ等により、値札貼り替えが追いつかない。
- そのため、まだ店頭で10,000円の値札を出しているお店でも、レジに商品Aを持っていけば5,000円になる。
これがレジ落ちの全容です。
どんな企業で発生するの?
一般的に、家電量販店(特にヤマダ電機とビックカメラ)で多く発生します。
他にもイオンやホームセンター、
ディスカウント等の大型店舗で発生する事があります。
特にヤマダ電機はよくあるので、
レシートと実際の商品の値段はチェックした方が良いです。
レジ落ちを仕入れるメリット
例えば先ほどの例でいくと、
商品Aは値札では10,000円と表示されていました。
Amazon価格は10,000円です。
そうなると、その金額で仕入れると赤字ですよね?
ですのでライバルは仕入れをスルーします。
ただ、それが5,000円にレジ落ちすると知っていれば、
5,000円仕入れで10,000円売りで利益を出す事ができます。
レジ落ち商品を見つけると、自分だけの利益商品となってくれます。
どうやればレジ落ち商品が見つかるの?
ここからは、どんな商品がレジ落ちするのか紹介していきます。
具体的には、以下の2つです。
- 廃盤商品
- 古くからお店に置いてある商品
商品知識がつけば、レジ落ち商品を見つけやすくなります。
それでは、詳しく見ていきましょう。
①廃盤商品
もう廃盤になっていて、
在庫を処分するだけの商品はよくレジ落ちします。
店舗側も、こういった商品は値札の付け替え作業を後回しにすることが多いです。
②古くからお店に置いてある商品
もう何年も前からお店に置いてあるような商品も、
売れ行きが悪いのでレジ落ちする可能性があります。
これらの商品は売れる可能性が低いため、値札を入れ替える手間を省かれやすいです。
そもそも店舗側が値札の処理を忘れてしまうケースもあります。
まとめ
せどりをしていると、レジ落ちという不思議な現象に遭遇します。
これをうまく活用すると、自分だけが仕入れできる商品に早変わりします。
すると他のライバルを出し抜き、利益を出すことができます。
しっかりと活用して、仕入れの幅を広げて行きましょう。