1-3.仕入れ実践編 1.せどり初級編

なぜ初心者は店舗せどり?メリット・デメリットを解説

初心者の人は店舗せどりから始めましょう、
とお伝えしてきましたが、
なぜ店舗から始めるのが良いのでしょうか?

店舗せどりのメリット・デメリットについて紹介しながら、考えてみましょう。

店舗せどりのメリット

メリット

  1. 利益率が良い
  2. 少額資金から始められる
  3. 商品を直接見るので、商品を覚えやすい
  4. 周辺に住んでいる人だけがライバル
  5. 他より簡単(シンプル)
  6. 商品を横展開できる
  7. 電脳やメーカー仕入れブームで、今はライバルが少ない

1つ1つ解説して行きます。

利益率が良い

電脳せどりは、一般的に利益率が10-20%程度と言われています。

良くても25%程度です。

しかし、店舗せどりは悪くて20%程度、良いと30%は超えてきます。

これはリサイクルショップなどでの中古品の取り扱いになります。

(家電量販店などでの新品商品は利益率が低い)

上達すれば月商800万円、利益率35%くらいの数字を出すことができます。

仮に店舗せどりで利益率30%、電脳せどりで20%だとします。

月収30万円を達成するには、

店舗せどりだと月商100万円程度で達成できますが、

電脳せどりでは月商150万円ほど必要になってきます。

つまり、店舗の方が少額で月収30万円を目指すことができます。

最初は「クレジットカード枠」などが少ないため

「少ない資金」でも「利益」を作っていくことができます。

少額資金から始められる

店舗せどりと電脳せどりでは、
月収100万円を達成するための月商に大きく差が出ましたね。

電脳せどりで利益を上げるには、

仕入れ資金(クレジットカード枠)をしっかり用意しなければなりません。

店舗だと月商100万円で月収30万円を狙えるので、

その分、商品を仕入れる金額も少なくて済むのです。

商品を直接見るので、商品を覚えやすい

せどりをする上で大切なのは「相場観」です。

その商品がいくらくらいなのかといった相場が頭に入っていると、

その商品を検索しなくても高いか安いかだいたいわかりますよね。

スマホケースが1万円と思う人はいないでしょうし、

エアコンが1万円だとは誰も思わないでしょう。

スマホケースは2000円くらいから高くで数千円、エアコンはどんなに安くても数万円はしますよね。

そのような相場観が頭に入っていると、

店頭で商品を見た際に高いか安いかをすぐに判断できるようになります。

また店舗では実物の大きさや形などが確認できるため

記憶に残りやすく相場観を養いやすいです。

リサーチする商品が限定される

最初はどんな商品をリサーチしていいか悩みますよね

店舗の場合は、陳列されている商品に限りがあるので

商品のリサーチ対象をある程度絞ることができます。

また、値引き商品が陳列されている場所などを覚えることで

効率的にリサーチを行うことも可能です。

周辺にいる人がライバル

電脳せどりだとライバル全員が見れるため、ライバルは全国にいます。

しかし、店舗せどりだと基本的にはそのお店に来れる範囲に住んでいる人のみがライバルになります。

(全国に店舗がある大手チェーンの全店一斉セールは全国のせどらーがライバルになるので要注意!)

電脳せどりに比べると圧倒的にライバルの数が少なくて仕入れがしやすくなります。

シンプル

電脳や卸メーカー仕入れよりも、店舗仕入れのほうが分かりやすく簡単です。

店舗に行って安い商品を探すだけですから、学習すれば小学生でもできます。

ライバルが減っている

メーカーやジャンルの規制が増えたり、
電脳やメーカー仕入れの流行りなどで、
店舗仕入れ者が減っています。

その分仕入れがしやすくなっています。

「状況によって変化する」ので「多くの人が向かう方向」と

逆方向を狙う「逆張り」の考え方も大切です。

横展開ができる

A店で美味しい商品を見つけたら、他のB店、C店でも同じ価格の確率が高いです。

つまり、利益商品を見つけたら横展開することで利益を縦積みすることができます。

店舗せどりのデメリット

これだけメリットに関して話してきましたが、もちろんデメリットもあります。

デメリットも見ながら総合的に判断していきましょう。

デメリット

  1. 車がないと仕入れの量が限られる
  2. 再現性に乏しい
  3. 店舗の営業時間の制約がある
  4. 移動に時間がかかる(時間効率が落ちる)
  5. 疲れる(労働型収入)
  6. amazon販売はグレーゾーン

これも1つ1つ解説します。

車がないと仕入れの量が限られる

仕入れ量は効率を左右する大問題です。

電脳での仕入れだと出品者に直接家や納品代行に送ってもらえばいいのですが、

店舗に行く際は車がないと荷物が全然持てません。

プリンターなど「かさばる商品」を買えば、すぐに両手が塞がってしまいます。

配送もお願いできますが、やはり車がないと厳しいのは事実です。

再現性に乏しい

店舗仕入れは魚釣りに似ています。

腕を磨けば「仕入数0個」なる日は少ないですし、

思わぬ高利益商品の仕入れができる確率も上がります。

しかし、天候やその日の状況、運などにも左右されます。

また近くの店舗だけだと1週間に1回しか利益商品の回復(新規入庫)がなく

商品の安定的な仕入れが難しい場合があります。

その点、「メーカー仕入」や「卸仕入れ」「OEM」は養殖に近いです。

高利益商品の獲得は難しくても、

安定的に魚(利益商品)を得ることができます。

そういった面を考えると、再現性は乏しいと言わざるを得ません。

店舗の営業時間に左右される

店舗は営業時間があるので、
副業の方は仕事が遅くなると店が閉まっているリスクがあります。

その点、電脳せどりは24時間できるので時間を気にする必要はありません。

移動に時間がかかる

次の店舗に移動するのに時間がかかってしまいます。

電脳仕入れだと1クリックで次のお店に移動できるので、移動時間はありませんが

店舗仕入れの場合はA店舗とB店舗の移動で30分などかかります。

こういった移動時間は生産時間ではないため効率が下がります。

疲れる(労働型収入)

店舗はとにかく歩くため疲れます

万歩計つけてみると分かりますが、1日1万歩くらいはすぐに歩いてしまいます。

体調が悪い日や怪我をした時などは、仕入れに行けなくなるリスクがあります。

また、商品の「仕入」「検品・梱包」「事務管理」など

全て自分で行う必要があり手離れや仕組化の難易度が電脳仕入に比べて高いです。

まとめ

店舗せどりのメリット・デメリットを見ましたが、1長1短です。

副業で「時間とお金」を両立して安定的に稼ぎ続けるためには

遅かれ早かれ「電脳仕入れ」にシフトしていく必要があります。

それは「店舗仕入れ」には「時間」という縛りが強く「労働型収益モデル」だからです。

もちろん「事務所」を借りてスタッフを雇えば

仕組化は可能ですが、今度は「固定費(人件費・家賃)」があがり

スタッフがいるため「場所に縛られる」状態になります。

そのため「店舗仕入れ」では、そういったデメリットや特性を知った上で
最初に「経験」「商品知識」「商品リスト作成」「資金作り」など目的に
1~2ヵ月間を目途に取組み、その後「電脳仕入れ」にシフトするのが得策です。

  • 「クレジットカード枠」が十分にある
  • 「店舗」が近くに全然ない
  • 「車」を持っていない

という方は、最初から電脳仕入れを進めていきましょう

\LINE登録で特別特典を無料で受け取る/
\LINE登録で特別特典を無料で受け取る/