1-3.仕入れ実践編 1.せどり初級編

店舗せどりの仕入れ方法を徹底解説!その1

今回は、店舗せどりをする上での基本的な考え方や基礎知識を紹介していきます。

「最近せどりを始めたんだけど、思ったほど利益商品が見つからないな・・・」いう方はぜひ一読ください。

これを読みながら、店舗せどりで仕入れをしてみましょう!

お店で何を探せばいいの?

JAN(バーコード)が付いていれば、全て仕入れ対象

頭ではわかっていても、実際に仕入れをすると見落としがちです。

では、ここで問題です。

これら4つの商品に共通することは何でしょう?

カラーコーン、ノコギリの替刃、農薬、ネズミ取りの4つです。

正解は、これら全部「Amazonベストセラー」商品です。

つまり、売れ筋の商品たちです。

普段の仕入れでスルーしていませんか?

勝手に「こんな商品は仕入れられない」と思い込んでいませんか?

「JANコードがついている商品は全て仕入れ対象」ということを、常に意識しておきましょう。

(※医療品など一部出品できないものはあります)

商品を販売している小売は全て仕入れ対象

ドンキやヤマダ電機など、全国チェーンの店舗以外でも問題なく仕入れはできます。

これも思い込みの話ですが、売上が上がりにくい人は、同じ店舗にばかり行っている人が非常に多いです。

せどりでは「このカテゴリは無理だろう。」「このお店は無理だろう。」と思い込まない事が大切です。

聞いたことないような古びた文房具屋や、地元にしかないファッションセンター。

そんな所にこそ、お宝商品が眠っていることも少なくありません。

店舗せどりの時には、「どんな店舗でもとりあえず入ってみる」というマインドで挑むようにしてくださいね。

店舗せどりの仕入れのコツ

基本は安く買って高く売る

せどりの基本は「安く買って高く売る」です。

極端な話、不用品を0円でもらって、それを売ってもOKです。

いわゆる不用品転売ですね。

ただ、継続的に利益をあげていくには、やはり店舗から商品を安く仕入れる術を身に付けなくてはなりません。

具体的な店舗で商品を安く買う方法としては、
「セール品」「広告の品」「処分品」などを安く仕入れるというものがあります。

後ほど詳しく紹介しますが、利益商品が配置してある場所はほとんどの店舗で共通しています。

このような店舗の特徴を頭に入れながら、

効率的に仕入れを行っていくことが重要になってきます。

商品を定価よりも高く売るには?

たまに「プレ値商品」といって
Amazonで定価よりも高い値段で取引されている商品があります。

クリスマスシーズンのおもちゃや家電、メーカーの生産が追い付いていない人気商品などがプレ値になることが多いです。

しかし、仕入れられる数としてはすごく少ないです。

プレ値商品を狙って仕入れる方法もありますがあまり効率は良くありません。

安くなっている商品をリサーチしつつ、「プレ値があったらラッキー」ぐらいの気持ちで仕入れるのがオススメです。

店舗せどりでの仕入れ基準

これは人によりますが、目安となる基準は

  1. 1ヶ月程度で売れる回転率
  2. 利益率が20%以上ある商品

になります。

①1ヶ月程度で売れる回転率

かなり利益率の良い商品や、
購入単価がかなり低い商品などはこの限りではない事もあります。

これは

  • Keepaでの売れた個数(実際の販売実績)
  • Amazon本体の在庫の有無(強力なライバル)
  • 最低価格に合わせている出品者の人数、在庫数(ライバル)
  • その商品の季節特性(市場環境)

などを総合的に判断します。

②利益率が20%以上ある商品

店舗せどりの場合、電脳せどりに比べて利益率が良いので、基本は20%以上で考えます。

ただ、納品したらすぐに売れるような回転の良い商品は、複利で回せるので利益率が20%を下回っていても購入しても良でしょう。

店内をチェックするポイント

POP

「特売!」や「数量限定販売!」のような文字と一緒に
値段が書かれている紙を見たことはないですか?

これがPOPと呼ばれるものです。

POPには店舗によって特徴があって、

そこのPOPの特徴を覚えるだけでもかなりの効率化になります。

通常棚

通常棚とは、一般的な商品が陳列されている棚のことです。

よく行く店舗の棚配置は、メモを取るなどして覚えておきましょう。

ワゴン

これは見たことがある方も多いと思います。

安くなった商品を固めている場所です。

ワゴンには在庫処分品や廃番商品が集まりやすいので、

必ずチェックするようにしてください。

エンド

路面に面しており、最もお客さんの目に留まりやすい場所です。

イオンなどは、このエンドに利益商品を固めていることが多いですね。

エンド横

文字通り、エンドの横(エンドサイド)です。

エンド横も利益商品が見つかりやすい場所です。

サービスカウンター

サービスカウンターは商品の配送をしてくれたり、
取り寄せをしてくれたりするコーナーです。

サービスカウンターの前にあるショーケースには、

利益率の高い商品が眠っていることが多いです。

ショーケース

たまに商品がガラス版に囲まれているものを見ることがあると思いますが、これがショーケースです。

ショーケースにはお店側が売りたい商品を並べているので、利益が取れることが多いです。

レジ裏

利益商品が見つかる可能性があるので、

レジに並んでいるときにはレジ裏をチェックしましょう。

店内の目立たないところ

小売のマーケティング用語で「Zの法則」というものをご存知でしょうか?

人間は商品を探すときには、

商品棚の左上→右上→左下→右下の順番で探すそうです。

※参考  売場づくり虎の巻:「Zの法則」でお客様の視線を狙い撃ち!

また、ゴールデンゾーンというものもあります。

消費者の目線や目の動きなどで配置を決定しています。

※参考  店舗/店頭販促の企画立案なら ○○○○○○

そのため、商品棚の1番上や下の方には廃番品や売れていない商品、

処分品を置く事が多く、我々はそこを狙っていきます。

仕入れ前にレイアウトを把握しよう

店舗は何階建て?

イオンのような大きい複合店舗だと、
すべての店舗を回っていると膨大な時間がかかってしまいます。

入口の店内マップなどを見て、「何階にどんな店舗があるのか」を把握してから回ると、効率よく回ることができます。

どんな商品が置いてあるのか?

売り上げを伸ばす考え方として
「たくさんの店舗を素早く・効率よく回る」というものがあります。

「どこにどんな商品があるのか?」を把握しておくことで、リサーチ時間の無駄を省けます。

せどりマップに「〇階には〇がある」というメモを残しておくのも良いですね。

どれくらい時間をかけるか目安を決めておく

1店舗あたりの制限時間を決めてから仕入れをしましょう。

そうすることで、利益の出ない店舗でだらだらと時間を浪費することを防げます。

時間や季節によっては全然仕入れられない店舗もあるので、

そういう場合はすぐに切り上げることも大切です。

まとめ

店舗せどりにおける仕入れでは、
店舗の基本的な構造やそれぞれの特徴をチェックして、
効率よく動くことが重要です。

よりたくさんの店舗を回って、利益を積み上げましょう。

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