今日は「Keepa」の基本的な使い方を話します。
「Keepa」を制する者はせどりを制します。
せどりで稼ぐためには必ず覚えないといけないので、じっくり読んでください!
「Keepa」 でできること
「Keepa」 では3つのことが分かります。
- 過去の販売価格
- 過去の売れ行き
- 過去のライバルの数
1つずつ見ていきましょう。
「Keepa」には「無料版」と「有料版」がありますが
Keepa有料版は、月額料金として15ユーロ(約1,800円)掛かります。
年払いの場合には149ユーロ(約17,798円)と月払いよりオトクです。
最初は「月額利用料」に抵抗があるかもしれませんが
「Keepa」を利用しないで「せどり」をすることは
「自動車運転」を習わずに「高速道路を運転」するくらい危険です。
「必要経費」としてすぐに導入することをお勧めします。
販売価格
せどりの基本原則は「安く仕入れて高く売る」ですね。
仕入れの値段は、お店で確認します。
一方でAmazonの販売価格は、 「Keepa」 で確認ができます。
- どの価格でよく売れているのか
- 急に価格が下がっていないか
- 利益はどのぐらいでるのか
「Keepa」 なら、この全てが分かります。
売れ行き
せっかく仕入れても、売れなくては意味がありませんね。
なんと 「Keepa」 では、今までの売れ行きまで分かります。
このおかげで、せどりをする際に売れる商品だけを仕入れられるのです。
ライバルの数
Amazonには、多くの「せどり出品者」が出品しています。
そうなると、自分の商品がいつ売れるのか気になりますよね。
「Keepa」 では、ライバル数まで確認できるんです。
ライバル出品者が多ければ、それだけ自分の商品は売れにくくなります。
逆に、少なければすぐに売れるでしょう。
ライバル数次第で、商品の仕入れ数を考えることができます。
「Keepa」 で気を付けるべきこと
「せどり出品者」必須の 「Keepa」 ですが、注意点もあります。
売れ行きを保証するわけではない
「Keepa」 で見れるのは、あくまで過去のデータでしかありません。
未来の売上を保証するわけではないのです。
もちろん、過去のデータのおかげで安定して売ることはできます。
しかし、ライバルの急増によって価格が暴落することは珍しくありません。
また、急に売れなくなる可能性もゼロではありません。
「Keepa」 は有用なツールですが、最終的には自分の判断で仕入れましょう。
出品制限の判断はできない
Amazonでは、何でも出品ができるというわけではありません。
これは人によって違います。
Aというメーカーの商品を販売できない人もいます。
残念ながら、 「Keepa」 だけでその判断はできません。
売れる商品を仕入れても販売ができなかった、とならないように気を付けましょう。
解決方法としては、セラーセントラルの「商品登録」画面でASINコードを入力して確認します。
そこで自身で確認する事ができますので、ここから確認しましょう。
自己発送とFBAの判断はできない
「Keepa」では、最安値のグラフを確認できます。
ただし、それが自己発送かFBAかは分かりません。
これが、カートの取得に影響が出てくるのです。
詳しくは別の記事で説明をしていきます。
ここではFBAの価格がカートを取りやすい、とだけ覚えておいてください。
「Keepa」 の3つのグラフ
「Keepa」 には3つのグラフがあります。
①過去の販売価格(最安値)
日ごとの最安値を確認できます。
販売価格を決める重要なグラフですね。
ランキング(販売数)
Amazonランキング(販売数)の変化を確認できます。
実は、ランキンググラフが 「Keepa」 で最も重要です。
なぜなら、過去の販売数を予測できるからです。
販売数が分かれば、いくつ仕入れるべきかを決められます。
不良在庫を持つことは無くなり、資金繰りも楽になるでしょう。
こちらの緑色の線が「ガクッと落ちている」=「ランキングが上がっている」=「売れている」とみる事ができます。
こちらの商品の場合は「12月」の1ヵ月間で「2個」売れています。
出品者数
商品の出品者の変化を確認できます。
ライバル数が多すぎると、自分の商品はなかなか売れません。
「販売数の実績」と「出品者数の実績」を並べて
「販売価格にどのような変化」があるか確認しておくことが重要です。
まとめ
「Keepa」は「せどり」を行う上で必須のツールです。
使い方を知らなければ、せどりで利益をあげることはできません。
逆に言えば、 「Keepa」 の知識をしっかりとつけておけば安定して仕入れができるのです。
ぜひ今回の記事を繰り返し読んで、 「Keepa」 の使い方をマスターしてください。
という方は「買切り」で「サポート」もついている
仕入判断eラーニング「かう学」をお勧めします。