2-4.チェーン別店舗攻略 2.せどり中級編

【チェーンごと】せどりに役立つポイント~家電量販店の場合~

今回は、家電量販店でのせどりの方法について詳しく解説していきます。

家電量販店

皆さんは、家電量販店をいくつ知ってますか?

ヤマダ電機、ビックカメラ、ヨドバシカメラ等々。

まずはどんな家電量販店があって、だいたいどれくらいの規模なのかをざっくりと把握しましょう。

大まかな店舗は以下の通りです。

主な家電量販店

  • エディオン
  • ベスト電器
  • マツヤデンキ
  • コジマ
  • ジョーシン
  • ヤマダデンキ
  • ノジマ
  • ビックカメラ

だいたいこの8つが有名ですね。

家電量販店のせどりは、

このあたりのチェーンの店舗を中心に行なっていきます。

各チェーンの特徴

それぞれの数字と仕入れやすさランキングを

  • A:仕入れやすい
  • B:そこそこ仕入れできる
  • C:仕入れしにくい

で表しています。

ヤマダ電機(仕入ランクA)

売上高1位の家電業界の雄です。

基本的には薄利多売(利益率5位)のチェーンなので、安く仕入れられます。

家電仕入れの筆頭チェーンだと言っていいでしょう。

系列チェーンとしてマツヤデンキや、

九州を中心に展開しているベスト電器があります。

ヤマダ電機・マツヤデンキ・ベスト電器はPOP等、

統一の物を使用していますので、店舗の見方はほぼ一緒です。

店舗はヤマダLABIとテックランドに分かれていて、

LABIはテックランドの廃番品などを集約する店舗です。

LABIの方が仕入れがしやすい店舗です。

また、アウトレット店舗も仕入れがしやすい店舗になります。

最近ヤマダが力を入れている「家電住まいる館」は、

あまり仕入れがしにくい店舗になります。

ビックカメラ(仕入ランクA)

売上高業界2位のチェーンです。

店舗数は少なく、都心を中心に展開しています。

郊外は主要都市の駅前にのみ出店しています。

仕入れはかなりしやすいチェーンです。

通常のビックカメラの他にパソコン館、カメラ館、

アウトレットなどありますが、どの店舗も仕入れがしやすい店舗です。

系列店としてコジマソフマップがあり、

こちらも値札も同じで店舗の見方も一緒です。

エディオン(仕入ランクB)

売上高は第3位も、利益額・利益率・1店舗あたりの売上も低く、値つけも基本高いチェーンです。

店舗数は1番多いものの、小型店も多いです。

価格は高いが、年配者に身近でアフターサポートが充実しています。

仕入れは上記2チェーンに比べると

基本の値つけが高いのでしにくいチェーンです。

赤札処分期間などに集中的に回るのがオススメです。

店舗は通常店舗とアウトレット店舗(福岡に2店舗)、FC店舗があります。

FC店舗は仕入れ対象にならないので、回る必要はありません。

100満ボルトはエディオンの系列店です。

ヨドバシカメラ(仕入ランクC)

売上高は4位ですが、
利益額・利益率ともに業界1位を叩き出す業界の優良企業です。

店舗数も少なく、1店あたりの売上もトップで効率的な経営をしています。

ネット通販事業に力を入れており、

そこからの利益が全体に寄与しています。

利益をしっかり確保しているということは、

我々に取っては安く仕入れできない企業ということでもあります。

どこの店舗でも仕入れは非常に難しく、

他のチェーンに比べてかなり利益を出しにくい企業です。

ケーズデンキ(仕入ランクB)

ちびまる子ちゃんのCMでおなじみの企業です。

他の家電量販店とは違い、ポイントサービスをやっておらず、

「安心パスポート」というカードで現金値引きを実施しているのが特徴です。

店舗による取れる取れないがはっきりしている企業です。

ノジマ(仕入ランクC)

関東を中心に展開する企業です。

最近ではせどらーにかなり厳しく、

1個限定商品などもせどらーだとわかると一切売らなくなっています。

ジョーシン(仕入れランクB~C)

数字だけを見ると、かなり厳しい企業です。

近畿圏ではかなり見かけるチェーンです。

通常の値段はエディオンと同等くらいで、安くもなく高くもなくです。

店舗裁量が強い店舗なので、

店長と仲良くなるとかなり仕入れがしやすくなります。

他の業態との違い

ここからは、家電量販店と他の業態との違いをみていきましょう。

まとめ買いしにくい

家電量販店は、基本的にはせどらーに厳しいです。

まとめ買いしようとすると、

転売目的だと判断されて購入を断られることもあります。

また、ポイントカードの購入履歴から

転売だと判断され購入を断られることもあります。

高単価な商材が多い

オーディオ、カメラ、携帯電話、
プリンター、パソコンなど、高単価な商材が多いです。

回転の悪いものを仕入れていると、資金ショートの恐れがあります。

せどりのポイント 基礎編

家電量販店の攻略法をみていきます。

まずは基礎編からです。

セールや割引商品を狙う

この写真のような割引、
セールになっている商品を狙う方法です。

基本的にはせどらーも一般消費者も、みんなが見る場所です。

全国的にセールをしている場合、

値崩れが発生し、価格競争が起きる可能性が高い商品たちです。

廃番商品やプレ値を狙う

例えば、このリンク先の商品を見てください。

MB110JB

定価は5,616円ですが、現在生産終了(廃番)になっており、価格は2万円前後です。

もうメーカーからも取り寄せができない商品です。

それでも欲しい人がいる為、定価よりも高い状態(プレ値)になっています。

こういった需要のある廃番商品を狙うと、高確率で利益が出ます。

決算期・GW・年末年始・連休・季節の変わり目を狙う

企業の決算期を狙うのも手です。

企業は本決算の月や半期決算の月は滞留在庫を処分します。

在庫というものは会計上「資産」として計上されるので、

いらない在庫が多いほど資産として計上されて支払う税金が増えるんですね。

その為、企業は決算期に在庫を捌こうとセールを行っています。

それを狙って仕入れを行うと安く仕入れることができます。

また、GW・年末年始・3連休もセールを行うので狙いやすいタイミングです。

他にも季節の変わり目でも安く仕入れることができます。

例えば夏物家電などは8月のお盆を過ぎると

一気に安売りをし始めますが、実際は9月末頃まで暑さは続きます。

その為、8月に仕入れてもまだまだ売ることができます。

家電以外も狙う

実は家電量販店には、工具や日用品なども多く取り揃えております。

しかし、家電量販店に工具を買いに行く人はなかなかいません。

なので、店舗側は安く処分することがあるので、仕入れるチャンスができます。

メーカー規制に注意しよう

最近ではSONY,Panasonicなど、
業界大手のメーカーがamazon販売を規制しています。

この流れは、今後もどんどん加速して行くと思われます。

仕入れがしにくくなっていきますので、この手の情報は注視しておきましょう。

攻略方 せどりのポイント  基本編

セール

セールには、全店展開セールと店舗独自のセールがあります。

例えばヤマダだと全国に737店舗あるので、

全店展開で1店舗3個セールしてたとしても、

2,000個以上の商品が世の中に出ている事になります。

そうなると、たくさんのせどらーが購入すると価格が崩れますよね。

店舗独自セールだとその店舗でしかセールをしていないので、価格は崩れにくくなります。

そういった店舗独自セールを狙っていきましょう。

他にも期間限定セールなども狙っていきましょう!

チラシ

☆ 今週のチラシ - 名古屋 - マル得速報!

チラシには利益が出る商品が沢山掲載されています。

特に3連休やGW、年末年始等の大きな休みの前のチラシは必ずチェックしましょう。

チェックするべきポイント

展示品などの安い商品をチェックしよう

「展示品限りの価格!」等のPOPを見かけることがありますが、
実は新品在庫があったりもします。

新品がないか、必ず確認しましょう!

在庫数をチェックしよう

利益が出る商品を見つけた!と喜んで、
その商品を持ってレジに行くのはまだ早いです。

その商品は店頭だけではなく、

バックヤードにもあるかもしれません。

必ず店員に在庫数を確認しましょう。

他店舗在庫をチェックしよう

利益が出る商品を見つけたが、
もう店頭には1個しかないといって、諦めるのはまだ早いです。

他店舗の在庫を教えてくれる店員もいます。

他店舗在庫もチェックしましょう。

店内のポイント

ワゴンを見つけたらチェックしてみよう

割引商品をまとめてワゴン内に置いてあることがあります。

割引ワゴンを見つけたら必ずチェックするようにしましょう。

通常棚やエンドをチェックしよう

エンドや通常棚の中にも割引商品があります。

見逃さずにしっかりと確認しましょう。

ショーケースの中をチェックしよう

ショーケースの中の商品は、
JANがわからなかったりと
他のせどらーがスルーしてるものも多くあります。

お宝が眠っていることも結構あるので必ずチェックしましょう。

せどりのポイント  応用編

店舗の特性

店舗によって、クセや割引率の違いなどが結構あります。

Aという商品が本店では10,000円なのに、

東店では8,980円だったなんてことも普通におきます。

また、他店の在庫を集める集約店と呼ばれる店舗だと、

他の店舗も売れ残りを集めてそこで一気に処分するので、

安い商品が他店舗より多くあります。

  • 割引を頻繁にする店舗かどうか
  • 割引率が他より高い店舗かどうか
  • 集約店かどうか

等を確認するようにしましょう。

値札について

値札によって割引しているかどうかがだいたいわかります。

こんな値札は割引率が高い値札です。

金額のキリが良い

こういう300円や、500円などのキリの良い値札は、向こうが早く売り切りたい商品です。

値札二重貼り

値下げしても売れなかったので、再値下げした商品です。

黄色値札

強調色を使って、値下げしていることをアピールしています。

手書きの値札

手書きで値下げを知らせています。

こういう値札を見つけたら調べるようにしましょう。

店員さんについて

店員と仲良くなると、
向こうから商品を紹介してくれたりと良いことづくめです。

また、値下げ交渉の際は必ずある程度権限のありそうな人を選びましょう。

ペーペーの社員を捕まえても値下げの権限がないので、全く意味がありません。

値下げ交渉は程々に。

あくまでも継続的に取引ができるような関係を築くように努力しましょう。

レジ落とし

POPに9,800円と書かれていたのにレジに持って行くと4,980円になった!

なんて事がたまにおきます。

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