
今回はセラーセントラル内で、
コンビニ・代引き決済設定をオフにする方法を解説していきます。
コンビニ・代引き決済設定をオフにするメリットや
「保留テロ」の対策についても記載しているので、ぜひ参考にしてください。
コンビニ・代引き決済設定をオフにするには
まずは、コンビニ・代引き決済設定をオフにする方法を説明していきます。
これをすることで、ある程度悪質な購入者とのコミュニケーションコストを下げることができます。
具体的には、以下の2項目にわけて説明していきます。
- セラーセントラルから設定しよう
- 大口出品者のみがコンビニ・代引き決済設定を利用できる
それでは、1つずつみていきましょう。
セラーセントラルから設定しよう
まずは、セラーセントラルの設定をクリックしましょう。

支払い方法の設定(コンビニ払い / 代金引換)から、代金引換とコンビニ決済をオフにしましょう。

「代引引換を有効にする」をオフにします。

以上の手続きで、コンビニ・代引き決済設定をオフにできます。
FBAでは有効ではありませんが、自己発送の場合は保留テロに対して非常に有効です。
高額商品などは、自己発送で代金引換とコンビニ決済をオフにしておくことをおすすめします。
大口出品者だけがコンビニ・代引き決済設定を利用できる
小口出品者の場合、コンビニ・代引き決済はできません。
小口出品者の商品を購入した場合、購入者の支払い方法はクレジットカードのみです。
大口出品者の場合のみ、コンビニ・代引き決済の設定が可能になります。
保留テロとは
保留テロとは、ライバルセラーの商品を購入して代金を振り込まないことです。
保留テロについて、以下の2項目で説明していきます。
- 保留テロの目的
- 出品者は販売キャンセルできない
それでは、1つずつ詳しくみていきましょう。
保留テロの目的
保留テロは、ライバルセラーの販売機会を損失させるために行います。
保留テロに遭うと、自分の出品した商品が出品一覧からなくなりますが、代金が振り込まれません。
すると購入キャンセルとなり、自分の在庫が復活します。
ライバルセラーの商品が売り切れるまで、自分の商品が繰り返し保留テロに遭うこともあるのです。
悪質なセラーが自分と同じ商品を出品している場合、
保留テロにより販売機会を損失してしまう可能性があるでしょう。
出品者は販売キャンセルできない
保留テロに遭った場合、出品者側から販売のキャンセルをすることはおすすめしません。
なぜなら出品者側からキャンセルすると、Amazonにマイナス評価をされてしまうからです。
Amazon側からすると「出品して購入手続きが始まったのにもかかわらず、販売をキャンセルした」という認識になります。
Amazonにマイナス評価をされないためにも、保留テロに遭わないようにするしかありません。
保留テロを防止するには
保留テロを防止するためには、何をすれば良いのでしょうか。
以下の2つの項目ごとに説明していきます。
- コンビニ・代引き決済設定をオフしてもダメ
- 最大注文個数を1個にしよう
それでは詳しくみていきましょう。
コンビニ・代引き決済設定をオフしてもダメ
コンビニ・代引き決済設定をオフしても、
適用されるのは自己発送の場合のみです。
FBAには適用されないので注意しましょう。
Amazonから発送されるFBAの商品に関しては、
購入者はいつでもコンビニ・代引き決済を利用できます。
そのため、高額商品などに関しては自己発送に設定した上で、
コンビニ・代引き決済設定をオフにしましょう。
自己発送でコンビニ・代引き決済不可であれば、保留テロに遭う可能性は大きく減らせます。
最大注文個数を1個にしよう
1注文につき、1個だけしか注文できないように設定しましょう。
一度に何個も注文できる設定になっていれば、保留テロをするための手間が増やせます。
保留テロをする側からすれば、まとめて簡単に商品の購入手続きができれば、保留テロの手間がかかりません。
悪質セラーの手間を増やして、保留テロをするためのハードルを上げましょう。
まとめ
今回の記事では、保留テロとコンビニ・代引き決済の設定について詳しく説明しました。
コンビニ・代引き決済設定をオフにしても、自己発送の場合しか適用されません。
そのため、高額商品などを出品する際は自己発送にしてコンビニ・代引き決済ができないようにすることで、保留テロを防止できるでしょう。