今回は物販の種類と、何から始めたら良いのかをお伝えします。
物販の種類
基本的には以下の5つに分類されます。
- 店舗せどり
- 電脳せどり
- 卸/メーカー仕入
- 輸出入
- OEM
一つずつ、それぞれの特徴を見ていきましょう。
店舗せどり
メリット
- 利益率が良い
- 少額資金から始められる
- 商品を直で見るので、商品を覚えやすい
- 周辺に住んでいる人だけがライバル
- 他より簡単
- 商品を横展開できる
- 電脳やメーカー仕入れブームで今はライバルが少ない
デメリット
- 車がないと仕入れの量が限られる
- 再現性に乏しい
- 店舗の営業時間の制約がある
- 移動に時間がかかる
- 疲れる
- amazon販売はグレーゾーン
電脳せどり
電脳せどりとは、ネットで商品を仕入れてネットで売ることです。
メリット
- 24時間できる
- 在宅でできる
- スキマ時間でできる
- 辛い肉体労働ではない
- 交通費・ガソリン代がかからない
- ビームやせどりすとプレミアムなどを用意する必要がない
- 納品が楽な場合が多い
デメリット
- 利益率が低い
- 現物を見るわけではないので、商品知識を覚えるのに時間がかかる
- ネットが繋がる人全員がライバル
- 家に大量に宅配便が届く
- 価格交渉がしにくい
- 在庫処分の割引率が低い
- 偽物仕入れのリスクがある
利益率が低いので、月収100万を目指すには、月商700-800万円程度は必要になってきます。
卸・メーカー仕入れ
メリット
- 一度構築すればリピート可能
- 電話やFAX、メールで注文が完結する
- シール剥がしなどの作業も必要ないので、納品がかなり楽
- 自分だけの卸を見つけたら独占販売可能
- 「転売」ではなく本格的に「物販」になってくる
デメリット
- 利益率はやはり低い
- 競合が増えたら稼げなくなる
- 利益が出る商品を探すのがかなり大変
- 現金決済が多い
- ロットが決められていることが多い
一度構築すると、かなり楽なのがメーカー・卸仕入れです。
単純転売と違って社会的信頼も得やすいです。
ただ、現金決済・ロット単位での注文が多いので、ある程度の現金が必要になってきます。
輸出入
メリット
- 国際的な仕事は外聞が良い
- うまくやればライバルが不在でおいしいエリア・ジャンルがある
- 国内よりもライバルが少ない
- 輸出の場合、消費税の還付がある
デメリット
- 入金、商品発送のリードタイムが国内よりも遥かに長い
- 送料がかなりかかる
- 心理的ハードルが高い
リードタイムが長いということは、現金を持ってないとすぐ資金繰りに窮することになります。
こちらもある程度の資金を持ってからの方が良いですね。
OEM
自分のオリジナル商品を作って販売する、物販の最終段階です。
メリット
- 自分のオリジナル商品を作れる
- うまくやればかなり稼げる
- 転売から完全に卒業
- 一度構築すれば不労収入化できる
デメリット
- 他のどの方法よりも難易度が高い
- 初期投資が結構かかる
- 商品カタログで相乗り出品されるリスクがある
- 業者選定のリスクがある
ここまでくれば、完全に「ビジネス」としての物販として見られます。
転売ヤーなどと言われることは、全くありません。
物販の着地点として捉えておきましょう。
まとめ
これらを踏まえると、店舗せどりを除く物販には、次のデメリットがあるのがわかります。
- 店舗せどり以外の物販は初期投資がある程度必要
- やってみないと成功するかどうかわからないリスクあり
- 難易度が高い
反対に店舗せどりは初期投資がいらず、売れるとわかっている商品しか仕入れず、比較的簡単です。
初心者はまずは店舗せどりから始めることをオススメします。