![](https://sedori-bukiko.com/wp-content/uploads/2022/01/mv011ow57zs-1024x683.jpg)
今回は、出品制限の確認方法と解除方法について解説します。
特に高単価商品の場合、仕入れた後に「Amazonで売れない!」という状況になるとかなり痛手です。
必ず確認するようにしましょう。
出品制限とは?
Amazon で商品を販売しようとすると、
人によって販売できないカテゴリやメーカー(ブランド)が存在します。
それは、 Amazon 側が我々販売者に制限をかけているからです。
制限対象はセラーによって違う
出品制限がかかっているメーカーやカテゴリは、
アカウントの開設時期や売上によって変わってきます。
新規アカウントの場合、多くのメーカーで出品制限がかかっており、
古いアカウントだと出品制限は少ない傾向にあります。
制限を解除する事で出品可能に
出品制限は、手続きをすれば解除することができます。
1度制限を解除すると、今後はそのメーカーの商品はずっと販売できるようになります。
ですので、制限がかかっているメーカーでも、リサーチを怠らないようにしましょう。
せっかくのチャンスを潰してしまうかもしれません。
仕入れる前に必ず制限を確認する
店頭で「この商品は利益が出る」と思って、すぐに仕入れるのは危険です。
必ず購入する前に、【制限対象商品かどうか】の確認をしましょう。
出品制限の確認方法については、以下の通りです。
出品制限の確認方法
セラーセントラルアプリで確認する
これが1番やりやすい方法です。
まずセラーセントラルのアプリを起動して、右上のカメラで商品のバーコードをスキャンします。
![](https://otoko-sedori.com/wp-content/uploads/2019/09/0118d86e8cbb5cababe4eae10e656612-e1570292858307-217x300.png)
商品が読み込めたら、画像のように商品情報が表示されます。
注目して欲しいのが、灰色で書かれた「Require Approval」の文字です。
![](https://otoko-sedori.com/wp-content/uploads/2019/09/5e5790b59d17f992e2e9ee08f5b8bc79-e1570292826697-274x300.png)
出品制限がかかっているとこのような表示が出てきますので、確認してみて下さい。
以下のように、出品できませんと表示される場合もあります。
![4](https://otoko-sedori.com/wp-content/uploads/2016/10/4-176x300.jpg)
セラーセントラルにログインする
アプリからでなく、パソコンからも出品制限の有無を確認することができます。
やり方はセラセンアプリとほとんど変わりません。
まずセラーセントラルにログインし、カタログ→商品登録をクリックします。
次に検索窓に、検索したい商品のJANorASINor型番などを入力し検索します。
検索すると対象商品が出てきます。
出品許可が必要なメーカー・商品の場合は以下の通り「出品許可を申請」というボタンが出てきます。
![](https://otoko-sedori.com/wp-content/uploads/2019/10/2.jpg)
これが出ない場合は、出品できます。
出品制限を解除する方法
出品制限がかかっているかどうかの確認の仕方がわかったので、次は解除をしてみましょう。
出品制限&解除には
- 最初から出せる
- 1クリックで解除
- 請求書の提出
- 前は出せなかったが、出せるようになった
- そもそも出せない(Apple製品、最近のアカウントだとCD全般等)
の5パターンがあります。
①〜④はアカウントによって違いますので、自分のアカウントはどうなのかをしっかり確認しましょう!
このページまでいき、「出品許可を申請する」ボタンをクリックすると上記①-③がわかります。
①最初から出せる
最初から出せる場合は、特に制限の画面になりません
②1クリックで解除できる場合
「出品許可を申請」ボタンをクリックしてみましょう。
![](https://otoko-sedori.com/wp-content/uploads/2019/09/10629833911729-e1570292752201-174x300.jpg)
以下の表示になれば1クリックで解除できます。
![](https://otoko-sedori.com/wp-content/uploads/2019/10/5.jpg)
ワンクリックで解除しやすい時期
ごく稀に、 Amazon が忙しい時期(GW・3連休・年末年始など)に
どのメーカーもワンクリックで制限が解除できるように設定が変更されている時期があります。
それにいち早く気づく事が出来れば様々なメーカーの制限を一気に解除できます。
気づいたらすぐに実行して、制限がかかっているメーカーを軒並み解除していきましょう。
③請求書の提出が必要な場合
スマホ版
スマホで出品制限許可まで操作して、以下の表示が出たら請求書の提出が必要です。
![](https://otoko-sedori.com/wp-content/uploads/2019/09/10629986143200-1-e1570292678271-180x300.jpg)
PC版
先ほどの「出品許可を申請」ボタンをクリックして以下の表示が出てきた場合は請求書を取得して解除する必要があります。
請求書の取得方法
上記の画面が出たら、請求書を取得しないと解除する事ができません。
やり方はいくつかあります。
- ネット卸で請求書を発行する
- 通常卸に請求書を発行してもらう
- 小売の法人窓口で請求書を発行してもらう
などの方法で解除できる事がほとんどです。
色々と、自分なりの方法を試してみましょう。
請求書に必要な条件
現在の条件は以下の通りです。
- 180日以内に発行されている事
- 出品者アカウントの名前と住所が書かれていること
- 販売者の名前と住所が書かれていること
- 解除したいメーカーの商品を10点以上あること
時期によって解除のしやすさや条件が変わったりするので、色々と試してみて下さい。
④自動的に解除される場合
売上が上がっていくと、自動的に制限が解除されるメーカーもあります。
Amazonとしても、売上を上げてくれるセラーは優遇したいと思っています。
ある程度売上が上がったら、過去に解除できなかったメーカーでも再度制限解除申請をしてみると解除できることがあります。
初心者セラーはコツコツ売上を伸ばして、出品制限を解除していきましょう。
Amazon の規定で、FBA納品ができない商品の場合
FBA納品ができない商品の場合、以下の画面が表示されます。
![](https://otoko-sedori.com/wp-content/uploads/2019/10/42afc5db875305fabaf4101e74c8821e-176x300.png)
商品画像の右側に見慣れないマークがありますね。このマークが表示されている商品はFBAで出品できないものになります。
Amazon の規定では以下に該当する商品はFBA出品ができません。
- 日本の規格および法律を満たしていない商品
- 室温で保管できない商品
- 動植物
- 危険物および化学薬品
- 医薬品金券類
詳細はセラーセントラルに記載されているので、必ず一度は目を通しておきましょう。
制限がかかっている可能性のあるメーカー・カテゴリ一覧
それぞれ制限がかかっているメーカーは違いますが、一部を紹介します。
以下の商品やメーカーは、制限がかかっている可能性があるので確認しましょう!
ほぼ全セラーが出せないメーカー
- Apple&Beats
2018年以降にアカウントを作成したセラーのほとんどが出品できないカテゴリ
- CD
家電系
- BenQ Japan
- Bose
- BROTHER
- CANON
- CASIO
- DELL
- DJI
- ELLECOM
- EPSON
- FUJIFILM
- GOPRO
- Hamee ストラップヤ
- HUAWEI
- JBL
- Microsoft
- NIKON
- OLYMPUS
- PANASONIC
- PENTAX
- RICOH
- SENNHEISER
- SHURE
- SIGMA
- SONY
- TAMRON
- LIXIL
- エイスース(ASUS)
- サムスン(Samsung)
- サンワサプライ
- ヤマハ
日用品系
- ShopJapan
- THERMOS
- ZOJIRUSHI
- タニタ(TANITA)
キャンプ用品系
- CAPTAIN STAG
- Coleman
- LOGOS
ベビー用品系
- ERGOBABY
- Hoppetta
ホビー系(メーカー)
- グッドスマイルカンパニー
- タカラトミー
- 任天堂
ホビー系(カテゴリ)
- ディズニー
- プラレール
- LEGO
- トミカ
- アンパンマン
- ガンダム
- たまごっち
- ジブリ
- トーマス
- ぽぽちゃん
- リカちゃん
工具系
- マキタ
- リョービ
その他カテゴリ
- DVD全般
アパレル/ハイブランド系
- A BATHING APE
- Abercrombie&Fitch
- adidas
- BOTTEGA VENETA
- BURBERRY
- CANADA GOOSE
- CHANLUU
- Christian Louboutin
- CK(CALVINKLEIN)
- COACH
- DanielWellington
- Dior
- Dunhill
- Ed Hardy
- emu
- Ergobaby
- FENDI
- FJALL RAVEN
- Giorgio Armani
- GOYARD
- GUCCI
- GUESS
- Hoppetta
- HUNTER
- IL BISONTE
- LeSportsac
- LONGCHAMP
- LOUIS VUITTON
- MARC BY MARC JACOBS
- Mila schon
- MONCLER
- NEWBALANCE
- NIKE
- Orobianco
- PANERAI
- Paul Smith
- PoloRalphLauren
- RAY-BAN
- Salvatore Ferragamo
- TIFFANY
- TOMS SHOES
- TORYBURCH
- VANS
- VivienneWestwood
効率的な対応方法
商品をリサーチする度に「出品規制」か確認するのは
時間がかかり効率的ではありません。
そこで、上記のメーカー(ブランド)をエクセルやスプレッドシートで
リスト化してリサーチを始める前に「どのメーカーが出品規制がかかっているか」を
事前に確認しておくことをお勧めします。
そうすることで、見なくて良いメーカーを明確にでき
リサーチの効率も各段にアップします。