そのせどりをする上で必ず考えないといけないのが、どこで商品を売るかという販路の問題です。
結論から言えば、欲しい金額(利益金額)によって考えれば良いでしょう。
- 〜月5万円 メルカリなどの無料のフリマアプリだけで十分
- 〜月50万円 Amazonをメインで使う+メルカリ
- それ以上 Amazon・メルカリ以外の他販路開拓
これについて、詳しく説明していきます
どうやって商品を売る?
物販を行うにあたって、どんな販路があるかをまずは確認しましょう!
考えられる選択肢は以下の通りです。
- メルカリ、ヤフオク、ラクマ、ジモティー等のCtoCアプリ
- Amazon(国内)
- ヤフーショッピング、楽天、Qoo10等のモールサイト
- BASE、カラーミーショップ、EC-CUBE等の自社ECサイト
- eBay、アメリカamazon等の海外サイト
- リアル店舗での販売
- 買取業者
だいたいは、このどれかに属すると思われます。
1つ1つの特徴を見ていきましょう。
①フリマアプリ(メルカリ、ヤフオク、ラクマ、ジモティー等)
メリット
- すぐ利用できる/利用料がかからない
- 発送の金額が割引になる(メルカリ)
- 自分で集客しなくても良い
- 売上の回収がしやすい
デメリット
- 販売手数料が10%程度かかる
- 参入障壁が低い(誰でも始められる)
- 購入者の質が低い
- トラブルになることもある
- 自分で発送をしないといけない(手間暇がかかる。手離れしにくい)
- 逐一販売カタログ(出品)を作らないといけない
まずはメルカリを使おう
まず使うべきなのがメルカリです。
集客力、販売力がダントツ
メルカリの強みは、なんと言っても集客力です。
売れるまでのスピードが、他のどのフリマアプリよりも早いです。
送料が安い
ヤマトやゆうちょと提携しているので、通常料金よりも安い金額で荷物を送ることができます。
匿名配送などの細かいサービスが充実
相手や自分の住所を知らなくても届けることができるので、個人情報を開示しなくてすみます
業者の利用・無在庫販売は禁止
メルカリは業者利用を禁止しています。
あくまでも、一般ユーザー同士の売買アプリという位置付けです。
また、無在庫販売も禁止しています。
余裕があれば他のフリマアプリも
メルカリ以外にもいくつかフリマアプリはあるので、使ってみるのも良いかもしれません。
全部に言える事ですがフリマアプリは自分で発送をしないといけません。
100個くらいまでならまだしも、月に1,000個、2,000個と販売個数が増えてくると、副業では厳しいでしょう。
また、自分でカタログを逐一作らないといけないのもデメリットです。
②Amazon販売
メリット
- 1番難しい集客をAmazonがやってくれる
- 相乗り出品ができるので、カタログ作成の必要がない
- FBAがあるので、梱包・発送を全部外注できる
- 大量販売が可能
デメリット
- 大口販売に5,000円、各種ツールに1-2万近くかかる
- 同じカタログを使うので商品の差別化ができない
- 価格競争に陥りやすい
- 販売手数料が高い
圧倒的な集客力
スマホやパソコンを使う人であれば、amazonを利用したことが無い人の方が珍しいのではないでしょうか。
ネット小売の世界では、amazonの一強時代が続いています。
それくらいamazonは強力なプラットフォームです。
SEO対策等も、amazonが勝手にやってくれます。
集客という、物販で1番難しい所をamazonに丸投げすることができるのです。
カタログに相乗り出品できる
amazonに登録すれば、その日から商品を売る事ができます。
最強の集客力を誇るamazonで、自分の商品を即日販売出来るのです。
また、商品登録は99%以上の確率で誰かが済ませているので、その商品カタログに相乗り出品ができます。
オークションのように、写真を撮るなどの手間が一切かからないところも魅力の一つです。
既にカタログがある商品であれば、1商品1分もあれば商品を登録できます。
FBAを使う事ができる
FBAとは、梱包・発送などの面倒な業務を全てamazonが代行してやってくれるサービスの事です。
商品販売者が最初にamazonに商品を一括で送れば、後はamazonが全ての業務を行ってくれます。
これは時間のない副業の方には、大変助かるサービスですね。
また、FBAでamazonの倉庫に送った商品は、amazonプライムのお急ぎ便注文に対応しています。
そのため、商品が売れる可能性が自己発送商品よりも格段に上がります。
多少割高でも急ぎで欲しいというニーズは多く、お急ぎ便対応は売上を大きく左右します。
手間のかかる作業を全部amazonに丸投げできるというのが、amazonを選ぶべき1番の理由です。
③モール出店(ヤフーショッピング、楽天、Qoo10等)
Amazon販売に慣れてきたら、これらの他の販路を使う事もオススメします。
メリット
- カタログを自分で作るので差別化できる
- 手数料がAmazonより安い(ヤフーショッピング)
- 集客をモールがしてくれる(Amazonほどではない)
- 複数のモールを使って他販路で販売ができる
デメリット
- カタログ作成が面倒
- 販売手数料を取られる
- カタログ作成以外にも店舗を作る為の作業が多い
これらの販路は、amazonでの販売がうまくいった後の拡大先として考えるのがおすすめです。
と言うのも、これらを使用すると
- 商品の検品・発送
- 広告費用
- 購入して頂いたお客様との入金のやりとり
- 評価付け
などの大量の付随作業が発生するからです。
その為、外注化して人手を増やしてから、これらのプラットフォームを使うべきでしょう。
④自社ECサイト(BASE,カラーミーショップ,EC-CUBE,Shopify)等
これらの販路も、amazonで利益を確保してから考えるべきものです。
月の利益が100万円を超えてきたら検討しましょう。
- 元手 かなり必要
- 集客 自分でやる必要がある
- 利益 大きい
- 長所 手数料が少ない、参入障壁が高い
- 短所 開設がかなり面倒、専門サイトは模倣されると収入減
BASE等を使って、すぐ自分のネットショップを作れる時代になりましたが、そうはいっても運用はなかなか大変なものです。
また、フリマアプリと同じで発送業務などの負荷業務が増えます。
⑤eBay、アメリカamazon等の海外サイト
- 元手 ある程度あった方が良い
- 集客 必要なし
- 利益 やや大きい
- 長所 ライバルが国内より少ない、工夫次第で大きく儲けられる
- 短所 開設・運用がやや難しい、国内ほどのスピード感がない、輸送コスト・リードタイムがかかる
商品も代金も、移動するのにある程度の時間がかかります。
国内ほどのスピードで入金はされないので、ある程度の資金を持ってから参入する事をおすすめします。
先に、国内で月商500万円くらいまで実績を積んでからで遅くないでしょう。
⑥リアル店舗での販売
- 元手 店舗を持つのでかなり必要
- 集客 かなり必要
- 利益 固定費がかなりかかるので、莫大な利益を出さないと厳しい
- 長所 固定客を作ることができる、実店舗を持ってないと取引できない業者と繋がることができる
- 短所 諸々の手続きなど、かなり難易度が高い。
元手がかなり必要で、集客が大変です。
やるならば1番最後に手を出すべきでしょう。
⑦買取業者
最近では、スイッチやapple製品を買ってポイントを貯めつつ、買取屋に持っていくような人も増えています。
利益迷惑行為に近いので推奨しませんが、即金性は1番高いでしょう。
まとめ
ここまでで紹介したように、せどりには様々な販路があります。
これらを自分のレベルを鑑みながらうまく活用して、利益を出せるようになりましょう。