1-5.販売編 1.せどり初級編

「カートを取る」とは?その重要性とカートを取る方法を解説

今回は、カート獲得の重要性を説明します。

購入時は意識しませんが、販売時はカートの取得を考える事が重要となります。

カートを取得するかどうかで月商に大きな違いが出ます。

カートとはなんなのか、どうすればカートの取得ができるのか、詳しく見ていきましょう。

カートとは?

まずはカートについて説明しましょう。

一言で言えば、カートとは出品者を選ばずに購入できる仕組みのことを言います。

まずは以下の商品ページを見てみましょう。

商品を買う場合、画面右の「カートに入れる」をクリックします。

その後は発送先と支払い方法を選択すれば、商品が届く仕組みです。

さて、ここで1つの疑問が湧いてきます。

それは、「いったい出品者をどこで選ぶのか?」というものです。

1つの商品に出品者が1人ということは珍しく、通常は複数人いるはずです。

しかし、実際には購入者が出品者を選ぶことはありません。

実は、Amazonが自動的に出品者を選んでいるのです。

ここで改めて商品ページを見ると、「カートに入れる」の下に

「この商品は、〇〇〇が販売、発送します」と記載されています。

本商品については、この出品者がAmazonに選ばれたというわけです。

後は購入者が「カートに入れる」をクリックすれば、この出品者の商品が購入されます。

以上のように、カートとは出品者を選ばずに購入できる仕組みのことを言うのです。

カート獲得とは?

Amazonに選ばれる出品者ですが、常に同じというわけではありません。

実は時間が経過すると、選ばれる出品者は変わっていくのです。

選ばれる条件は様々あり、出品者はカートに表示されるよう努力をしています。

このようにAmazonに選ばれ、カートに表示されることを「カート獲得」と言います。

また「カート獲得」が適用されるのは「新品商品」のみで「中古商品」は

「新品商品が売り切れている状態」にならならいと「カート獲得」は適用されません。

この「カート獲得」が本記事のメインテーマです。

なぜカート獲得が重要なのか

さて、出品者はカート獲得のために努力をしているとお話ししました。

なぜ、そんなことをするのでしょうか。

ずばり、カート獲得が商品を売るための必須条件だからです。

購入者は「カートに入れる」をクリックすることで商品を購入します。

つまり、出品者を選ぶことはありません。

となると、カート獲得をした出品者だけ商品が売れるのは当然だと言えます。

他の出品者から購入できる項目もありますが、ここから商品を購入する人はまずいません。

結果として、カートの取得は商品を売る必須条件となっています。

カート獲得率の確認方法

カートの取得回数は出品者アカウントの状況によって異なります。

多く取れる人もいれば、全く取れない人もいるでしょう。

これはAmazon側の立場になって考えるとわかりやすいのですが

お客様に沢山購入してもらいたいストア(アカウント)は

「AとB」どちらか?ということを考えてみましょう。

  • A:「評価数1000件」「平均評価4.8」のストア(アカウント)
  • B:「評価数10件」「平均評価2.5」のストア(アカウント)

もちろん、「A」の方が「カート獲得率が高い」設定となります。

そこで、まずはあなたのカート獲得率を調べてみましょう。

カート獲得率の確認方法

まずは全商品のカート獲得率の平均を確認しましょう。

①「セラーセントラル」の「レポート」を選択します

②「ビジネスレポート」をクリックします

そうすると「①ビジネスレポート」ページが表示されます。

②:「詳細ページ売上・トラフィック」をクリックします。

③:「おすすめ商品(ショッピングカートボックス)の割合」で「カート獲得率」を確認できます

理想は50%、最低でも33%を1つの基準にして考えましょう。

この図で「カート獲得率」が「0%」なのは「中古商品」になります。

カート獲得の条件

ここからはカート獲得率を上げるための話をします。

カート獲得には大きく3つの条件があります。

  • 価格
  • FBA(prime商品)
  • 出品者パフォーマンス

価格

カートに表示される出品者は、通常は最安値に合わせています。

お客様が気軽に購入できても価格が高ければ、問題がありますよね。

そのため、カートを取得したい場合は最安値に合わせるようにしましょう。

FBA

先ほどお話ししたように、通常は最安値の出品者がカートに表示されます。

しかし、例外もあります。

それがFBAかどうかです。

FBAとは「フルフィルメント by Amazon」の略称であり、

Amazon倉庫から購入者に発送する仕組みのことです。

Amazonでは「FBA」の他に「自己発送」もあります。

商品を販売するにあたって、出品者はFBAを利用するか自己発送をするかを選択します。

この違いがどう影響するのか。以下の2人の出品者をご覧ください。

一見すると上の出品者の価格が安いので、カートを取得できそうです。

しかし、実際は下の出品者がカートを取得しました。

下の出品者はFBAを利用しています。

それがカート獲得に有利となったのです。

基本的に、FBAは自己発送より10%-15%価格が高くてもカートの取得が可能です。

逆に言えば、それ以上の差があれば自己発送でもカートを取得できます。

とはいえ、最安値で勝てない以上、カート獲得にFBAは必須と言えるでしょう。

出品者パフォーマンス

価格とFBAは誰もが簡単に合わせられます。

そうなると差がなくなり、カート獲得率も平等になるのではと思うかもしれません。

しかし、実際には大きな開きがあります。

疎かにしがちな出品者パフォーマンスこそ、

カート獲得率に大きく貢献しています。

出品者パフォーマンスは以下の4項目からなります。

  • カスタマーサービスのパフォーマンス
  • 商品規約の遵守
  • 出荷パフォーマンス
  • 購入者からの評価

各評価はセラーセントラルの「パフォーマンス」から確認しましょう。

カスタマーサービスのパフォーマンス

過去60日間の商品不良による返品率の数字です。

これが高い程、質の低い商品を販売していると判断されます。

商品規約の順守

知的財産の侵害、商品の安全性、
真贋(偽物を売っていないか)などに関して
受けた苦情の件数を表示します。

ここはカート獲得というより、Amazonアカウントの凍結の方が重大でしょう。

特に気を付けなければならない項目です。

出荷パフォーマンス

迅速な配達をうたっているAmazonにとって、
出荷遅延はブランドに大きな傷をつけます。

そのため、出荷が遅い出品者は相応のペナルティを受けます。

もっともFBAを利用している場合はAmazonが発送を代行してくれます。

そのため、出荷パフォーマンスが悪くなることはまずありません。

購入者の評価

Amazonでは購入者が出品者の評価をすることがあります。

この評価が低い程、出品者の信用は低くなりカート獲得率に影響が出ます。

理想は肯定的な評価が全体の100%、悪くとも95%以上は維持したいところです。

カート獲得の豆知識

Amazonと競合した場合のカート獲得率

Amazonで販売しているとAmazon本体が参入してくることがあります。

この場合、カート獲得の条件全てを高水準で満たしていてもAmazonがほとんどカートを独占します。

本体の出品だから当然ではありますが、出品者としては不満が残りますよね。

ですが、全く取れないという事でもありません。

体感的に9:1の割合でカートを取得できます。

とはいえ、売れるのに時間がかかるのは間違いないので、気長に待つ必要はあります。

カートが表示されないこともある

Amazonでは必ずしもカートが表示されるわけではありません。

以下の商品を見てください。

カートが表示されていません。

購入者が本商品を買うためには「すべての出品を見る」をクリックして、自分で出品者を選ぶ必要があります。

これに関してはAmazonが定めるカート表示条件を満たしていないことが原因です。

今までの話はカート獲得条件でしたが、カート表示条件は異なります。

具体的な条件は非公開ですが、販売価格が極端に高い場合にカートは表示されません。

その場合、販売価格を下げるとカートは表示されます。

購入者が不当に高い商品を買わないための処置なのでしょう。

とはいえ、出品者は利益が高いほど良いので、

必ずしもカートを表示させる必要はありません。

他の出品者の数や資金具合から価格を調整しましょう。

まとめ

今回は、Amazonで販売するにあたって最も重要なカートの取得について話しました。

資金を効率よく運用するためには、仕入れてから如何に早く売り切るかが勝負です。

カート獲得率を上げるために、ぜひ取得条件を高水準で満たす運用を意識してください。

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