今回は、売上を大きく左右する価格改定についてお話していきます。
京セラ創業者の稲森さんの「値決めは経営」という言葉があるように、
価格設定は売上最大化のコアな部分でもあります。
また、商品を早く売るため(回転率を上げるため)にも重要なポイントになってきます。
「価格改定、自信ないな」という方はぜひ読んでみて下さい。
せどりの価格改定とは?
価格改定とは文字通り、Amazonに出品している商品の価格を変更することです。
価格改定の方法は主に
- 「自分で1商品ずつ変更する(手動)」
- 「ツールで変更する(自動)」
の2つです。
ただ、目安として在庫数が50個を超えてくると価格改定が面倒になってきます。
なので、必然的にツールを使って(自動で)価格改定をすることになります。
有名どころだと、プライスター・マカドがあります。
プライスターはトップシェアなのと
どんどん新しい機能やサービスをリリースしていますので、
オススメはプライスターです。
価格改定の重要性
カート獲得を大きく左右する
特に新品せどりの場合、
カートが取得できているかどうかで売り上げが大きく変わってきます。
Amazonでは需要と供給のバランスによって、価格が常に変動します。
通常、カートを取っている商品は最安値であることが多いので、
基本は最安値に合わせて改定するのが定石ですね。
回転率と利益率のバランスを取る
いわゆる「適正価格」の範囲内で商品を売ることも重要です。
適正価格よりも高すぎると全然売れませんし、安すぎると今度は利益がでません。
この辺は各々の戦略によっても変わってくる部分なんですが、
基本は「最安値に合わせて売る」で問題ありません。
赤字販売を回避できる
ヤマダ電機やドン・キホーテ、イオンなどのセールは、
全国一斉に行われることが多いです。
そのため、Amazonの出品者が激増し、値崩れすることもあります。
そんなときは「あえて最安値に合わせず寝かせて、価格が戻ったころに販売」というやり方も可能です。
先程紹介したプライスター・マカドには両方とも、
赤字販売を防止する「赤字ストッパー」が付いているので安心ですね。
やってはいけないこと
ライバルより少し安く出品する
せどりの価格改定で、絶対にやってはいけない事が1つあります。
それは、ライバルより少しだけ(1円など)価格を下げて出品する事です。
カート獲得や購入動機に価格が重要な要素である事は間違いありません。
なので、ライバルよりも1円でも安く出品したいと思うのは至極当然です。
ただ、今はほとんどの出品者が価格改定ツールで価格を調整しています。
ですので、ライバルを出し抜こうとして100円安く出品しても、数分後には価格改定ツールによりライバルも100円下がります。
つまり、全体の価格が100円下がるだけなので、利益が100円減ってしまいます。
全体の価格を下落させるだけの行為なので、絶対にやめましょう!
ツールで1円安く出品する設定をする
今までの流れで、ツールで価格改定をしているという話をしました。
最安値に合わせる機能は自分が常に最安値に合わせるので、
売れ行きが格段に変わってくる便利な機能です。
良い使い方をするとツールもかなり便利なのですが、
使い方を間違えると最悪な状況に陥る事もあります。
なかでも、「ライバルより1円下げる機能」は絶対に使ってはいけません。
- ライバルが1,000円で出品している
- ライバルより1円下げる設定で商品を出品(999円で出品)
- ライバルは価格改定ツールですぐに999円になる
- 自分は1円下げる設定なので998円になる
- ライバルは価格改定ツールですぐに998円になる
- 値下げが無限に繰り返される
こういってことが起きてしまいます。
なので、1円下げる設定が意味がないだけではなく、
価格の暴落を招くので絶対にやめましょう。
せどり価格改定ツール
冒頭でも紹介しましたが、おススメする価格改定ツールを紹介します。
どちらのツールも、Amazon公式に紹介されるほど信頼の高いツールです。
またどちらとも30日間の無料期間があるので、無料期間に色々と試してみましょう。
オススメはプライスターです!
プライスター
プライスターはカプセルZという会社が運営しているツールになります。
ちなみにTwitterのアカウントもあります。
プライスターは画面がポップで、初めての方でも直感的に設定ができるかと思います。
マカド
マカドはチルドワークという会社が運営しています。
マカドは操作性、画面が非常にシンプルなのが特徴です。
「販売履歴」ページで売れた商品を一目で確認できるのも嬉しいですね。